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2017年1月よりスタートしたオリエンテーリング関連のニュースサイトです。関東を拠点に、手の届く範囲でですが大会記事などをお届けしていきたいと思います。

#4_みなとみらい近郊の山頂公園テレインに挑む – 横浜本牧山頂公園大会

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1月9日、神奈川県横浜市中区の『本牧山頂公園2017睦月』を舞台に「横浜本牧山頂大会」が開催され、Lクラスは橘孝祐(横浜国立大学)が制した。

オリエンテーリングクラブ ワンダラーズが主催する本大会は、7日に行われたKOLC大会、8日に行われた横浜OLクラブ大会に引き続き、神奈川3daysの最終日での開催となった。ワンダラーズはこのところ「海の公園」等のテレインで毎年大会を開催していたが、今年は久しぶりのニューテレインでの開催ということで、参加者の期待も高まっていた。神奈川県、とりわけ横浜市オリエンテーリングができそうな公園はあらかたO-MAP化されている印象もあったため、神奈川県の参加者からは「こんなところにまだいいテレインがあったのか」という驚きの声も聞かれた。

テレインの本牧山頂公園は、横浜市の中心部、みなとみらいからバスで向かうことができる。広い公園ではなく、細長い公園が尾根線に沿って枝分かれして存在しているテレインである。枝分かれしたエリアそれぞれが異なる特徴を有しており、Lクラスでは公園内のほぼ全域を網羅するコースを楽しむことができた。地図は、一部の目立つヤブや通行不能の柵が書かれていないなど、競技としてはやや致命的な部分も見られたが、その分地図表記への適応力も求められるレースとなっており、これはこれで楽しめたという見方もある。Lクラスで優勝した橘は、レース序盤から「地図に書かれていない特徴物がある」というところに気付き、「道など確実に(地図に)書かれていそうな特徴物を意識してスピードを上げる」ことを重視して好タイムをたたき出した。特に、15→16では、多くの参加者が17番コントロールそばの階段を下りていく中で、橋の下を通るベストルートをしっかり通っている。橘は、神奈川3daysの初日を運営してから残りの2日間で二連覇を達成しており、2017年幸先のいいスタートを切れたのではないだろうか。

なお、本大会ではExtraコースも用意された。こちらは公園周囲も使用するコースが提供され、1本目のレースとはまた違った印象のレースを楽しむことができた。本牧山頂公園の地図は、公園周辺はまだ拡大の余地があるとも聞いており、公園内の地図表記の充実と合わせ、拡大リメイクして再度披露される日を楽しみに待ちたい。

 

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Lクラス:ウィナーズルート

 

1/19 8:00 以下リンクが誤っていたため修正しました。申し訳ありません。

また、本大会についてのコメントがワンダラーズWebサイトにて掲載されています。

横浜本牧山頂大会

http://kanto.me/tt2012/2017honnmoku.html

成績

http://kanto.me/tt2012/2017honmokuseiseki.html

磁北線(ワンダラーズWebサイト)

http://kanto.me/tt2012/index.html#pagetop

 

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