6月23日金曜日、東京都新宿区の『戸山公園~箱根山地区~』にて「早大OC初夏のナイトO」が開催され、平山遼太選手(東大OLK)が制した。
初夏のナイトO
ここ数日のじとっとした蒸し暑さがそのまま残ったこの夜、まさに「初夏」のナイトOとなった。戸山公園は毎年「早大OC夏の練習会」などで利用されている、早稲田大学のすぐ隣にあるテレインである。早大OCにとって裏庭のようなテレインであるが、ナイトになるとまた違った一面を見せる。日中であれば難しくないレッグも、現ロスさえしてしまうレッグになるのである。
今回は△→1がラップセンター上最も難易度の高いレッグであった。
スタート地区がそのまま△の位置であったため、皆に見られているというプレッシャーに負け、日中と同じ感覚でスタートを飛び出してしまった選手が多くいたのではないだろうか。
6から9番コントロールは、昨年度「早大OC夏の練習会」の時に使用するつもりだったが直前の伐採で利用できなかった範囲である。今回、地図の修正もなされていた。運営責任者・競技責任者ともに去年と同じであり、思い入れも深かったのではないだろうか。
尾崎選手、痛恨のペナ
このナイトOの一部収益はWOCに出場する早大OC・OBの尾崎選手への寄付とされ、優勝設定時間も「尾崎選手のタイム」となかなか挑発的な記載がされていた。しかし、尾崎選手は痛恨のポストスルーによるペナ。地図上に載っていたマスコットキャラ・ペゴンゴのような表情を見せていた。
「このライトを使うと明るすぎて地図が読めなくてペナる」と語ってくれた尾崎選手
……ライトがごつい。
ナイトOに挑む選手(見切れているが…)
平日夜の開催
平日に人をこれだけ集めることが出来るのはナイトOならではである。会場では会社帰り姿の選手も多く見かけられた。
ナイトOの楽しいところは非日常感である。非常に楽しい華の金曜日を過ごすことが出来た。
平山選手のウィナーズルート
[Writer:Deru]