読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

#6_昼も夜も、一日中フォレストを楽しむ – ときわ走林会Day&Night2017

f:id:colorfulleg:20170130120519j:plain

128日、茨城県笠間市において ときわ走林会DayNight2017が開催された。大会名の通り、昼の部・夜の部の二部構成となっており、昼だけでなく夜も本格フォレスト競技が用意され、フォレストを一日中楽しめる日となった。

本大会はもともとナイトOを開催したくて開いた大会とのこと。コース設定者の八神遥介ら、ときわ走林会のメンバー数名はこの前の夏にチェコ遠征を行っており、そこで本場のナイトOを経験している。そのコースは、昼間に行う本格的なミドル競技と遜色ないもの。レースの成績は残念なものだったが、本大会公式Webサイトの言葉を借りるならば

照明に照らされたスタート地区に立つときのワクワク感

一歩一歩森の中へ歩を進めるごとに増していく緊張感

漆黒の森の中で現在地が分からなくなった時の絶望感

イメージ通りの場所にフラッグを見つけた時の安心感

歓声の上がるフィニッシュに辿り着いた時の達成感

いずれもたまらないものであったという。本格的なフォレストでのナイトOを日本でも開催したいというのが、本大会の開催動機であった。ただ、ナイトOのみだと人が集まらないかもしれないということで、昼と夜の二部構成の大会開催となった。

 

昼の部は『笠間星ノ宮~叢雲~』で開催された。笠間星ノ宮は昨年度の東大OLK大会(20156月)、そして今年度の北東インカレ(20168月)でも使用されており、テレインのなかでも急峻なエリアが今回使用された。尾根や沢は多数みられるが、はっきりとした特徴が捉えにくい個所も多く、コース設定者の八神によれば「ゆるい曲線が密に詰まっており、ヤブが発達していることもあって、ピンポイントで狙った場所に行くのは難しい」テレインである。本大会には、昨年度に大会を運営した東大OLKの面々も多く参加しており、思い出のテレインを懐かしむ声も聴かれた。そんなわけで東大OLK勢有利かと思われた昼の部だが、彼らを制して築地孝和(神大OLK)が優勝した。

 

f:id:colorfulleg:20170130120623j:plain

昼の部 第2位伊藤・第3位柴沼のルート図

※プランナーによれば、3→4は右の道回り、4→5は左回り、5→6は直進がベストルート想定とのこと。

 

続く、夜の部は『北山』で開催された。『北山』は以前にもときわ走林会主催のナイトOが開催されているが、公園的な要素はない「山」テレインである。前述の通り本格的なフォレストナイトOとして開催されたが、一方で日本ではまだナイトOの馴染みが薄いこともあるため、コースの前半部分は多少マイルドな構成とされた。具体的には、遠回りになるが道を迂回してもコントロールに辿り着けるコースとなっており、攻める人は直進、慣れない人は道走りとするなど、自分のレベルにあったルートで進むことができた。それでも慣れない人にとっては難しく感じるもので、筆者の場合だとまず「おそるおそる」といった感じで全速力では走れない、さらに、地図が光を反射してやたらとまぶしく、地図から目を離してもまぶしさが残って遠くの方がうまく見えないという有様であった。この辺はテクニックがあるのかもしれない。また、道の分岐関連の難易度が高いというのもナイトOの特徴と言えるだろう。67は小径を進んでいくだけなのだが、あろうことか9番コントロール方面に道を間違える参加者が続出した。また、筆者は89でおとなしく小径完全迂回のルートをとった(直進してCヤブを切る勇気がなかった)のだが、道の分岐を見逃さずに走れるか非常に疑心暗鬼になりながら走ることになり、結果的にかなり遅いスピードしか出なかった。

そんなわけで、慣れない人は苦戦を強いられていたが、山田高志(トータス)、戸上直哉(トータス)が26分台前半のタイムで好走を見せていた。優勝した山田は、「本格的なフォレストナイトOは初めて」ということであり、さすがに△→1は距離感が分からずに苦労したというが、その後は修正してスムーズに走れたそうだ。また、少し前までは「コンパスを持たないオリエンテーリング」をしていたそうで、その時の感覚が生きたとのことであった。

なお、夜の部では、運営者作ったラーメンをフィニッシュ後の参加者に配ってくれるというサービスもあった。冷え込む中での大会ではあったが、普段のオリエンテーリング以上の「非日常感」を楽しみ、ラーメンで身も心を温まり、参加者は満足の中帰路についた。

 

f:id:colorfulleg:20170130120718j:plain

ラーメンを作る運営者

 

f:id:colorfulleg:20170130120803j:plain

夜の部 優勝者 山田のルート図

 

ときわ走林会では、昨年度もDayNight大会を開催しており、今後もシリーズ化させていきたいとのこと。次回の「一日中オリエンテーリングが楽しめる日」も楽しみに待ちたい。

また、直近のナイトO大会としては、226()に埼玉県上尾市で行われるナイトスプリントリレーがある。本大会を機にナイトOに興味を持った方は、参加してみるのもよいかもしれない。なお、エントリー締め切りが130日…リアルタイムで本記事を読んでいる方にとっては「今日」なのでご注意いただきたい。

 

ときわ Day & Night 2017

http://blog.livedoor.jp/yyagami1983-tokiwadaynight2017/

成績(昼の部)

http://mulka2.com/lapcenter/index.jsp?event=3784

成績(夜の部)

http://mulka2.com/lapcenter/index.jsp?event=3785

 

 [Writeryi+]