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2017年1月よりスタートしたオリエンテーリング関連のニュースサイトです。関東を拠点に、手の届く範囲でですが大会記事などをお届けしていきたいと思います。

#127_COTJ2019は横国大から! - キャンパスOツアーin横浜国立大学

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53日、神奈川県横浜市保土ヶ谷区の『横浜国立大学 名教自然』で「キャンパスOツアーin横浜国立大学」が開催され、午前中の個人戦Long1を種市雅也(東大OLK)、Long2を橘孝祐(ES関東C)が制した。また、午後の団体戦3人リレー)は「寺室星也」(福室-森清星也-寺嶋謙一郎)が制した。

 

COTJCampus-O Tour Japan)は日本学生オリエンテーリング連盟(日本学連)の35周年記念行事の一環であり、学連の加盟校/準加盟校による年間を通したポイント制対抗戦である。参加および成績によるポイントがメインにはなるが、その他にも、遠方からの参加時にポイントが割増されたり、申し込みエリート賞(最速エントリー選手に100ポイント)などのボーナス要素も存在し、どのような決着となるか予想がつかなく、面白い対抗戦となりそうだ。

COTJルールはこちら

http://www.orienteering.com/~uofj/?blogid=1&catid=8&itemid=1468

 

さて、COTJの開幕戦となったのが本大会である。運営責任者の戸澤貴志によればゴールデンウィーク中の開催ということで遠方からの参加者が見込めるのではないか、もしかしたら新歓にも使ってもらえるかもという目論見があった」とのことで、新歓としては残念ながらあまり参加者は来なかったようであるが、COTJのポイントを狙って学生は大量に参加したようである。ゴールデンウィーク中ということもあってか、社会人の参加者も多く集まった。参加者は100人程度かなと予想していたそうだが、事前エントリーだけでも200人以上が集まった。一方で「想定以上の参加によりクラスを分ける必要が生じて急遽コースを追加したり、人数増による地図印刷と封入の準備に苦労してしまった。スタート開始時刻を予定より早めたりしたほか、スケジュール面でもかつかつの運営となって午後のリレーもスタート開始が遅れてしまったことなどが反省点です」と話してくれた。初めてのCOTJゴールデンウィーク10連休、という要素もあり予測が難しかった面もありそうだ。

横浜国立大学 名教自然』が大会で使用されるのは20171月のKOLC大会以来。当時の大会は、戸澤たち大学4年生も1年生の頃であるが、SIトラブルで競技不成立を出してしまったことがあった。今回運営に関わる4年生の中では「今回こそ大会を成功させたい」という気持ちも強かったそうである。

横浜国立大学 名教自然』は、建物が1方向に整然と並んでいるのではなく、エリアごとに様々な方向に並んでおり、このテレインで行うスプリントは難易度が高い。スプリントの実力者も集まる中、COTJの開幕戦にふさわしい名テレインにて行われた勝負は、大学生が集まるLong1クラスは種市雅也(東大OLK)、大学生以外が集まるLong2クラスは橘孝祐(ES関東C)が制した。横国大のOBである橘にとってはホームテレインともいえる場所である。橘は「さすがに母校で負けるわけにはいかなかったので、勝ててよかった。しっかり運営している姿を見て、後輩たちの成長を感じた」と話していた。

 

COTJ20195月末に立正大学にて第2戦が行われており、今後、金沢大学(7/21)、新潟大学10/26)、東京工業大学10/27)などの開催が予定されている。COTJの今後の盛り上がりにも期待したい。

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Long2のコース図

 

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午後に行われた団体戦(3人リレー)のスタート


▼公式webサイト

https://japan-o-entry.com/event/view/257

 

COTJルール

http://www.orienteering.com/~uofj/?blogid=1&catid=8&itemid=1468

 

個人戦成績速報(Lap Center

https://mulka2.com/lapcenter/index.jsp?event=5244

 

団体戦成績速報(Lap Center

https://mulka2.com/lapcenter/index.jsp?event=5243

 

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