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2017年1月よりスタートしたオリエンテーリング関連のニュースサイトです。関東を拠点に、手の届く範囲でですが大会記事などをお届けしていきたいと思います。

#10_広げよう、留年の輪 - 第四回留年練習会

2月18日に、第四回留年練習会が千葉県の『両総用水』で開催された。
留年練習会とは留年したオリエンティアたちによる練習会で、大学生活の長さを象徴して長いコースが組まれることが多く、またテストの時期にやることが多い練習会である。ここではこれまでの留年練習会を振り返り、これからの留年練習会の向かう先についてみていこう。

 

第一回留年練習会
http://ryunenren13.web.fc2.com/bulletin/ryunenren_program.pdf
日程:2013年7月20日(土)
テレイン:高麗日和田山(埼玉県)
クラス:
ショート 1.2km 100m
ミドル  3.4km 240m
ダブる  7.8km 610m
参加者数:
ショート 4
ミドル  24
ダブる  30 (トップはY上氏、88分31秒、コントロール数23) 

スタートは当日会場で適当な時刻を指定してのスタート。当時はあまりなかった緩い雰囲気の練習会でレースから戻ってきたら運営者がBBQをしていた。KOLCのOBで構成されておりそのあとの留年練では運営していないのが残念。

 

第二回留年練習会
http://ryunen.wixsite.com/ryunenren2nd
日程:2014年7月20日(日)
テレイン:勢子辻(桐)(静岡県
クラス:
ロウニン 3km
サイリ  6km
ダブる  12km
参加者数:
ロウニン 6
サイリ  31
ダブる  54  (トップはI賀氏、134分42秒、コントロール数42)

ガラリと運営メンバーが変わり東北から京女まで集まった。運営前日に夕食でBBQをする様子を大会Twitterアカウントで流し楽しんでいた。また当日はレースの実況をつぶやいたり、関門があったり、大会Tシャツ販売があったり、留年スターがあったりと留年してできた時間を使っての練習会だった。

 

第三回留年練習会
http://ryunen.wixsite.com/ryunen3
日程:2015年11月28日(土)
テレイン:矢板日新、矢板山田(栃木県)
クラス:
サボる 2.8km 125m
サイり 5.2km 265m
ダブる 11.2km 540m
参加者数:
サボる 12
サイり 78
ダブる 79 (トップはH川氏、102分8秒、コントロール数41) 

延べ人数とはいえ169人ものティアが集まった。テストの時期とややずれてしまったため参加しやすかったのかもしれない。スタートリストが名前の順だったり、駐車場が当日変更したり、前日飲みすぎて準備が遅れたり、当日会場で甘酒を配ったりなどどこか抜けている留年生らしい練習会だった。

 

第四回留年練習会
https://japan-o-entry.com/event/view/33
日程:2017年2月18日(土)
テレイン:両総用水(千葉県)
クラス:
留年 3.3km 115m
浪人 3.6km 140m
院死 3.5km 105m
中退 3.8km 110m
辞職 3.5km 130m

全クラス合計 17.7km 600m
(唯一の全クラス完走者はH山氏、198分2秒、コントロール数56)

参加者数:
留年 23(ファシュタの合計)
浪人 17
院死 11
中退 7
辞職 14 

なんといっても全クラス完走したH山氏が素晴らしい。浪人、留年、院死、中退、辞職と壮絶な人生を経験できたのではないだろうか。私でさえ4つなのに。留年ファシュタでは参加者の多くが勢いよく走り去っていった。前日夜に決まった豚汁やその場のノリで決まったバレンタインチョコなど行き当たりばったりな留年生らしい練習会だった。

 

第五回留年大会にむけて

これまで四回留年練習会が開催されてきたが、新規の運営者が増えていかず、当時の運営者がほとんど社会に出てしまった。ここでもう一度テスト期間に大きな練習会、大会を開催し運営者を集めよう。どうせならしっかり準備しよう。そんな思いで第四回留年練習会終了後90分程度のうちにテレインルーレット、実行委員長ルーレットを決行した。
その後飲みながら以下の事項を仮決定した。

 

日程:2017年7月15-16日
開催地:山形
競技形式:Twitterによるアンケートにより決定
宿泊の斡旋予定
※渉外の結果やもろもろの事情で変更になることは大いにありえます。

 

以上のように、第五回留年練習会、いや第五回留年大会はすでに動き出している。所属も出身も学年も年齢もバラバラなメンバー。共通しているのは留年したオリエンティアということだけ。それだけのメンバーで参加者にも運営者にも楽しい大会を目指す。そんな心意気をもった参加者、運営者を待っています。 

広げよう、留年の輪。

 

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留年練習会のコース…ではなく、適当に組まれたサンプルコースとのこと

 [WriterSATO]