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2017年1月よりスタートしたオリエンテーリング関連のニュースサイトです。関東を拠点に、手の届く範囲でですが大会記事などをお届けしていきたいと思います。

#40_インターハイ、中高生の熱い戦いの火ぶたが切って落とされる! ―中高生に注目!-

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9月16日から18日にかけて静岡県で第31回インターハイが行われる。テレインは日本を代表するテレインの一つである勢子辻を17日に、地図修正が入り、久しぶりに大きな大会の開催となる丸火自然公園を18日に利用する。

 

大学生以上の人は同時開催の中日東海大会の方に参加されることと思われる。こちらは1日目のタイムによって2日目のスタート時刻が決まるチェイシングスタート。つまり最初にゴールした人が優勝となるユニークな形式となっている。
このように本大会では2日間で富士のテレインを堪能できる内容となっている。さて、今回はインターハイに参加する選手及び学校に焦点をあてることとする。 

まず、今回注目すべきこととして選手の参加人数をあげる。
例年、インターハイに参加する中高生は100人を少し超える程度で推移してきたように思われるが、今回の参加者は前年を大きく上回り160人に迫っている。また、例年女子の参加選手は少なく、昨年は0人の参加であったのだが、今年は中国で行われたアジアユースの日本代表をはじめ、4人の選手がJWE(女子中学選手権)クラスに出場する。また札幌西高校など新規参加校も増え、出場校数は12を数える。例年以上に人数・校数とも多いため、熱く厳しい戦いに期待できそうである。 

次に団体戦に参加する高校を見ていこう。
まずは昨年度8年ぶりに優勝を果たした麻布高校。関東のセレクションでも1位から3位までを麻布高校の生徒が占めており、レースの成績も安定していると言えるだろう。今年も優勝候補といえる。
次に東海高校アジアユースで好成績を収めた祖父江選手はじめ有力選手を有している。森清選手不在のなかでどう戦うかがカギとなるだろう。
桐朋高校も2年ぶりの優勝を狙う。主将の佐藤選手はじめ、快走が期待されている。優勝当時主将であった大石が運営として見守っているなか、良いところを見せられるか。
足の速い選手の多い浦和高校、2年ぶりの出場となる武相高校、そして今年部活を結成した国沢琉有する筑波大付属高校なども入賞争いに絡んでくると思われる。 

中高生の戦いから目が離せない!

本戦の結果については別途記事にする予定である。お楽しみに。

 

なお余談であるが、ここのところインハイで運営者が着るTシャツの背中側には文字が書かれている。2015年駒ケ根の時は「平たい尾根は好きですか?」(作・成沢春菜)、2016年富士見の時は「パックしないでください」(作・山岸夏希)と愛くるしい(?)デザインとともにメッセージ性の高いフレーズが採用されてきた。今年も背中には見る人・着る人へのメッセージが書かれているというので注目したい。

 

▼第31回全日本高等学校・中学校オリエンテーリング選手権大会
http://ih2017ol.html.xdomain.jp/
※現在、台風接近に伴う開催判断が掲載されています。
 参加校の方は最新情報にご注意ください。

公式twitter:@IHorienteering

 [Writer:Yoshi2]